大きな銀杏の木が2本
大町市の仁科札所19番、牛立山、薬師寺にお参りしました。
奥州に行った義経を追ってこのお寺まで来た静御前。
疲れて立てなくなった牛を何とか立たせようとするが・・・
静御前がこの寺に詣でたという逸話の残るお寺です。
お寺の裏の軒先に掲示されている静御前と立てなくなった牛の姿を描いた絵。
美人画です。もちろんイメージ図です。
このお寺の特徴は、参道に建てられた観音様たちです。
何体据えられているのか、ちょっとわかりません。
観音様を見ながら、本堂まで来ますと、
すりガラスに書かれた、牛立山薬師寺の文字、古さが目立ちます。
この鐘の音はいい音色ですよ。
よく響きます。
供養と書かれたポストが置かれています。
2,3日前に雪が降りました。
高台にあるこのお寺から雪の積もった北アルプスを見ることができます。
本格的な冬が近くまで来ています。
裏には、静御前の墓があります
静御前の墓が裏手にはあります。
どうしてこのお寺にお墓があるのかいきさつはわかりません。
大きな銀杏の木の回りには銀杏の実がびっしりと落ちていました。
昔はありがたがって実を取りに来た方がいたでしょうが、落ちたままの状態で、残っています。
ずいぶん寒くなってきました。じきに紅葉も終わり、雪の中に埋もれてしまうことでしょう。
それまでには多少の時間があります。