この道祖神は、川べりの一角にたてられています。
この道祖神しかないところで、初めて行ってみると拍子抜けをしてしまいますが、道祖神を見ていますと丸みを帯びた表情に柔らかさを感じてじっくりと眺めてしまいます。
「水色の時」というNHKのテレビ小説第15作目として1975年の4月から放映され、山岳写真家の田斑行雄さんの家庭がモデル、で大竹しのぶさんが主人公を演じています。
「水色の時」道祖神は、安曇野にある道祖神の中では一風変わっていると思います。
彫刻家須藤賢さんの作品で、仏像のような印象があります。
水仙がちょうどいい位置で咲いています。
全体的に丸みを帯び、眉が深く大きく彫られています。左側の女神が男神より奥の方にいて男神に抱かれているところに特徴があるように思います。
全国に放映された道祖神です。50年近く昔のことになりますのでこの道祖神を覚えている方は、かなりの高齢者になるでしょう。
私も同じ高齢者なんですが、この番組が放映されたころなにをやっていたのでしょうか?
「水色の時」水色の時の案内板が新しく取り付けられています。
この道祖神の後ろの垣根がない頃に写真を撮りますと、北アルプスと見事に咲いた桜を背景に写すことができます。
垣根の上の方に桜の枝だけが写っています。
広角の一眼レフならうまく撮れるのではないでしょうか。
裏には駐車場があるのですが、車はよく駐車されていますが、人はいなくてどこへ行ったのでしょうか。
近くの川では釣りが禁止されていウオーキングにいっているのかな?
風景のいいところなので、歩き回るにはいいロケーションです。
近くには、大王わさび農場もあります。
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