子どもの頃、駄菓子屋さんでワクワクしながら選んだ「どんどん焼き」と「餅太郎」。
あの味、覚えていますか?しかし、これらの駄菓子にどんな秘密が隠されているかご存じでしょうか?
本記事では、両者の魅力を徹底比較しながら、知られざる製造秘話や人気の理由を深掘りします。
読めば、懐かしさだけでなく、新たな発見がきっと見つかるはずです。
駄菓子「どんどん焼き」と「餅太郎」の違いは何ですか?
駄菓子「どんどん焼き」を買ってきて、さてどんどん焼きとはどんな食べ物かと気になって袋を開けたら、ソース味のあられにたった1個のピーナッツが入っていただけ。
パッケージを見るとお祭りで、子供たちが太鼓をたたいて楽しそう。にぎやかな絵柄。
これはいったいどういう食べ物なのか、人気はどのくらいあるのか、調べてみた。
そしたら似たような商品で、「餅太郎」というのがありました。
お菓子の名前に「太郎」とつけるのは、次男の社長がやっている菓道という会社。
この件に関しては、「駄菓子『のしいか太郎』株式会社菓道」という記事で紹介しました。
「どんどん焼き」と「餅太郎」はともにやおきんグループの菓道というお菓子メーカーの製品。
今回「どんどん焼き」は30円で購入。ネットで調べてみると「餅太郎」は15円くらい。
どこかで見たことがあるが、思い出せない。
「餅太郎」には、桜の木に登った爺さんが灰をまいている絵柄。
だが、尻尾を引っ張られているポチの姿が見えない。
ワンワン、はなさんかじじい! はなさんかじじい!👉 はなさかじいさん。
「餅太郎」のほうが先発。
売れ行きが思ったほど伸びなかったのか。
「どんどん焼き」を販売。
こちらの方がネームバリューがあるのか、多少人気になっているかもです。
というのもスーパーの駄菓子売り場では、こちらのほうが目についたので。
現在40代の方にはなじみのあるお菓子で、昔は当たりくじ付だったようです。
「どんどん焼き」というよりも”どんどん売れてくれ”という感じじゃないですか。
そんな調子でネーミングしたのではないかとおもいました。
でも「どんどん焼き」の名前は、お祭りの時に出てくるどんどんという音からきているようです。
どんどん焼きとは
どんどん焼きについて調べてみました。
どんどん焼き
どんどん焼きは、日本の軽食として親しまれる鉄板焼き料理で、江戸時代後期に誕生し、もんじゃ焼きに由来します。名前は「どんどん」という音から来ており、昭和初期には屋台や縁日で人気を集めました。
基本の作り方
小麦粉を水で溶いた生地に、ネギや紅生姜、揚げ玉などを加え、鉄板で薄く焼きます。焼き上がりにはソースを塗り、割り箸に巻いて食べるスタイルが一般的です。家庭でも手軽にアレンジ可能で、地域によって具材や味付けが異なります。
地域ごとの特徴
地域によってスタイルが異なり、山形では割り箸に巻かずサンドイッチ状に提供されます。
割りばしに巻いて提供されるどんどん焼きが、具を挟んだカラチで販売されるようになったというのが面白いですね。
山形名物として地酒に合う味付けが施されるなど、地元の文化や風土に合わせた進化が見られます。
安く、うまいものをたくさん販売しようとなると、必要以上の手間はかけられません。
割りばしはなし。
もんじゃ焼きがルーツというのも面白いです。