”生きた学習・研究の場”として屋外に開設されている付属動植物園を見学しました。
午前9時から午後5時まで入園は無料です。

けがや病気で動けなくなった動物を引き取って飼育されていますが、見どころは高山地帯で生息するライチョウを真近で見ることができることです。

「スバールバルライチョウ」の飼育室。ノルウエーにいるそうです。

一心にくちばしで金網をつつく。くちばしの掃除をしているのかどうか、それともつついて金網を破り、突破しようと試みているのか、分からん。

ライチョウの繁殖に取り組んでいます。天敵が居らず、エサもあるのに繁殖はスムーズにはいかない。厳しい自然の中から比べると、天と地の開きがあるというのに簡単にはいかない。不思議。

「ニホンカモシカ」「ホンドタヌキ」「ハクビジン」「ホンドフクロウ」「トビ」「チョウゲンボウ」も飼育されています。
こちらではライチョウを見ることができます。

山岳博物館のライチョウ。

ライチョウ舎の入場制限注意書き。一度に5人まで。

ライチョウの雄と雌の識別。

左右それぞれの部屋で一羽ずつ飼育されています。右の部屋。ただいま休憩していたのですが、

起きて餌をつつく。

左の部屋では餌をつつくか、部屋の中をうろつく。外に出たがっているようなしぐさ。
解説によるとライチョウは、冬になると群れになるそうです。やはり冬をしのぐのは、大変なことなのでしょうか。
その点鳩みたいに頭がはげるくらいにつつかれ、いじめられても群れを離れようとしないのとは習性が違います。
面白いのは、ライチョウは、メスの数が少ないので繁殖期になるとつがいのメスにもちょっかいを出してトラブルになるということです。
繁殖という点から見ると、最初から数が少なくなる傾向にあるのではないでしょうか。

「ここから先はダメだよ」
付属園開園情報
住所 | 〒398-0002 長野県大町市大町8056-1 |
お問合せ | 0261-22-0211 |
開館時間 | 9 : 00 ~ 17 : 00 |
休園 | 正月三が日と降雪状況により休園 |
サイト | 付属施設付属園 |
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