大町駅構内で展示されている「さらさら越えした大姥さま」の記事の続きになります。

このお堂は、せいしょういんおおばどうとよばれ仁科札所第10番です。伝承によると戦国時代 越中富山の佐々成政が 浜松の徳川家康に会うため、富山側から厳寒の立山冬山登山を敢行して当地にたどり着きました。道中の安全祈願のため譲り受け背負ってきた大姥尊像が寄進された。村人は、喜んでこのお堂を建て祀りました。
冬山登山に限らず北アルプス登山の安全祈願を願うのに、このお堂は最適ですね。
詳しいことは、大町市の公式サイト(西正院大姥堂)をご覧ください。

いつもは住職のいないお堂ですが、中を見るとお盆の法事・法要 が行われた様子。

縁起もあり由緒のあるお堂です。歴史を感じます。

札も貼られて札所めぐりがにぎやかだった時代もあったのですね。

お地蔵様なのに頬杖をついたように直されています。おまけに赤いよだれかけではなく帽子をかぶっています。 五百羅漢 のようにみえます。正面から見るとボ、ボ、ボンジュールとでも聞こえてきそうです。
〒398-0001 長野県大町市平野口
コメント